グッドギビングマーク認証団体の第一弾を2025年10月上旬に発表予定、10月29日(水)午後に記念シンポジウムを開催
お知らせ2025年6月より申込み開始をしたグッドギビングマーク制度の第一弾の認証団体が10月に誕生します。
6月にお申し込みいただいたNPOを対象にした約2か月間の認証審査が完了し、現在、対象団体の認証付与の手続きを行っています。第一弾のグッドギビングマーク認証団体として、10月上旬に発表するとともに、認証団体一覧のデータベースもオープンする予定です。
グッドギビングマークは、第三者機関(JCNE)による厳正な審査を通じて信頼性を確認した団体の証です。支援や寄付を検討する際、団体の活動内容の他に、組織の信頼性を客観的に判断できる材料として活用できます。安心して支援先を選ぶためのツールとして、ぜひご活用ください。
あわせて、グッドギビングマーク認証団体の誕生を記念して、シンポジウムを開催します。
本シンポジウムは、NPO支援に積極的な企業、助成財団、自治体等の関係者の情報収集、交流の場として、招待制で開催します。また、全国のNPOのみなさまに、グッドギビングマーク制度やNPO支援の最新動向などの情報をお伝えするためにオンライン参加もご用意しています。
シンポジウムの概要は以下の通りです。詳細は10月上旬にご案内いたします。
グッドギビングマーク・シンポジウム2025
~NPOの信頼性を『見える化』する~
グッドギビングマークの最初の認証団体が誕生することを記念して、シンポジウムを東京で10月29日(水)に対面、オンラインのハイブリッドで開催いたします。シンポジウムの中で、グッドギビングマーク認証団体に対する認証授与式を実施する予定です。
このシンポジウムでは、NPOとの協働、あるいはNPO支援に取り組んでいる企業や助成財団、自治体等の関係者を対象とし、最近のソーシャルセクターの動向や取り巻く社会環境の変化についてアップデートをするものとして企画しました。対面のシンポジウム会場では参加者同士の交流会も予定しています。
日時:2025年10月29日(水)14:00~17:00(シンポジウム)、17:00~17:30(交流会)
場所:日本財団ビル2階大会議室(東京都港区・溜池山王)
方法:対面、オンライン(Zoom)のハイブリッド開催
対象者:
【対面】NPO支援に取り組む企業、助成財団、行政関係者及び、
グッドギビングマーク認証団体(招待制・無料)
【オンライン】全国のNPO関係者等(無料)
主催:(公財)日本非営利組織評価センター
助成:(公財)日本財団
第1部 ソーシャルセクターの環境変化(14:00~15:30)
〇キーノートスピーチ
「共助資本主義の実現に向けて~企業とNPOの連携~」
(公社) 経済同友会 共助資本主義の実現委員会副委員長 斎藤祐馬氏
〇パネルディスカッション
「NPO、企業、助成財団、そして活動と組織への信頼」
【パネリスト】
認定NPO法人キッズドア 理事長 渡辺由美子氏(当センター評議員)
LINEヤフー株式会社 執行役員・サステナビリティ推進統括本部長 西田修一氏
(公財)ベネッセこども基金 事務局長 青木智宏氏
(公財)日本非営利組織評価センター 理事長 佐藤大吾
【モデレーター】
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会 代表理事 鵜尾雅隆氏
第2部 信頼を可視化するグッドギビングマーク(15:30~17:00)
〇グッドギビングマーク認証式
グッドギビングマーク認証団体(第一弾は10月初旬発表予定)
〇グッドギビングマーク制度の紹介&活用団体の事例紹介
企業、助成財団、JCNE事務局による制度紹介
〇トークセッション「グッドギビングマークに期待すること」
認証団体、企業、助成財団によるトークセッション
交流会(17:00~17:30)
〇シンポジウム終了後、対面参加者による交流会を同会場で開催
<登壇者プロフィール>
キーノートスピーチ
(公社) 経済同友会 共助資本主義の実現委員会副委員長 斎藤祐馬氏
2010年よりトーマツ ベンチャーサポート株式会社(現 デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社)の事業立ち上げに参画。
2019年デロイト トーマツ ベンチャーサポート 代表取締役社長。
世界中の大企業の新規事業創出支援、ベンチャー政策の立案まで手掛けている。起業家が大企業100人にプレゼンを行う早朝イベントMorning Pitch発起人。主な著書は『一生を賭ける仕事の見つけ方』(ダイヤモンド社)。新聞・雑誌・テレビ・オンラインメディア等、メディア掲載多数。「2017年 日経ビジネス 次代を創る100人」に選出。

パネルディスカッション
認定NPO法人キッズドア 理事長 渡辺由美子氏(当センター評議員)
千葉大学工学部出身。大手百貨店、出版社等。2001年から一年間イギリスに移住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験する。2007年任意団体キッズドアを立ち上げ、2009年特定非営利活動法人キッズドアを設立。すべての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、低所得家庭やひとり親家庭の子どもたちへの学習支援や体験活動の提供、東日本大震災で被災した子どもたちへの支援や復興人材育成など行う。コロナ禍をきっかけに、日本全国の困窮子育て家庭に食料支援などを行うファミリーサポート事業やオンライン学習支援事業を展開。
日本全国の子ども支援団体に資金やノウハウを提供する中間支援団体としても活動を開始。多くの自治体、企業、財団等と連携し様々なキャリア教育や体験活動も実施いている。

LINEヤフー株式会社 執行役員・サステナビリティ推進統括本部長 西田修一氏
執行役員 サステナビリティ推進CBUリード。2004 年ヤフーに入社。Yahoo! JAPAN トップページの責任者を務め、ヤフー初となる Yahoo! JAPAN トップページの全面リニューアルを指揮。また、東日本大震災の復興支援と検索を掛け合わせたキャンペーン「Search for 3.11 検索は応援になる。」を立ち上げる。検索事業本部長を経て、2017 年 4 月より現職。

(公財)ベネッセこども基金 事務局長 青木智宏氏
公益財団法人ベネッセこども基金 事務局長。東京都町田市出身。(株)ベネッセコーポレーションのグローバル部門、学校部門を経て、2018年より現職。助成事業の他、自主事業にてNPO等と連携して、「重い病気を抱える子ども」や「経済的な困難を抱える子ども」の学び支援などを担当。プライベートでもNPOなど非営利団体の理事を複数兼務。好きなものはMLBとカレーライス。

(公財)日本非営利組織評価センター 理事長 佐藤大吾
NPO法人ドットジェイピー 理事長/ 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授
1998年、NPO法人ドットジェイピーを設立。議員事務所、大使館、NPOなどでのインターンシッププログラムを運営。これまでに4.5万人の学生が参加、うち約200人以上が議員として活躍。2010年、世界最大の寄付サイト「JustGiving」を日本に誘致。(LIFULLグループ入りを経て、2019年トラストバンクへ事業譲渡)。国内最大の寄付サイトへ成長させる。2021年、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授に就任、起業家育成に取り組む。
著書には『初歩的な疑問から答える NPOの教科書』、『ぼくらがクラウドファンディングを使う理由 12プロジェクトの舞台裏』

【モデレーター】
認定NPO法人日本ファンドレイジング協会 代表理事 鵜尾雅隆氏
認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会代表理事/ GSG Impact アンバサダー兼、GSG Impact Japan副代表 / 認定講師
JICA(独立行政法人国際協力機構)外務省国際協力局での17年の勤務を経て、日本ファンドレイジング協会を創業し現在代表理事。
日本ファンドレイジング協会は、ファンドレイザーの育成や寄付教育を推進する団体で現在約2500人の会員が在籍。社会問題解決を目指す財団・企業600法人(アジア最大のネットワーク組織)Asian Venture Philanthropy Network(AVPN)の日本代表事務所も兼ねている。
G8ロンドンサミットで誕生した社会的インパクト投資タスクフォース(現在は50の国や地域に拡大し、GSG Impact と改称)のアンバサダー兼、GSG Impact Japan副代表
著書に「寄付をしてみよう、と思ったら読む本(渋澤健・鵜尾雅隆共著。日経新聞)」「ファンドレイジングが社会を変える(単著。三一書房)」「Global Fundraising(共著。Wiley)」「寄付白書(共著。JFRA)」「社会的インパクトとは何か(監訳。英治出版)」等。

<対面参加のプレエントリー>
企業、助成財団、自治体等でNPO支援を行っている方、あるいはこれから実施を検討中の方で対面の参加を希望の方は以下のプレエントリーのフォームよりご登録ください。
本シンポジウムは招待制で実施しています。プレエントリーいただいた方の中で対象の方には別途ご招待の案内をお送りします。
https://forms.gle/jeNT1qmN4BGy7KYK7
なお、オンライン配信用の参加申込こちら
https://goodgivingmark20251029.peatix.com
【グッドギビングマークの取得をご検討のNPOの方へ】
申請をご検討中の方はこちらから申請ガイドブックをご請求ください。
グッドギビングマーク制度の説明を聞きたい方は説明会にご参加ください。
グッドギビングマーク制度のことをとりあえず知りたい方は、こちらのページをご覧ください。